【イラン】不思議なんだけど、はまる美味しさ「ハルヴァ/Halva」
イランの「ハルヴァ」の紹介です。
実際は、イランだけではなく近隣諸国でも
愛されている甘い味の食べ物です。
日本ではイラン食材店で買うことができます。
我が家では小伝馬町にある「ダルビッシュショップ」という
中東食材店で毎回購入しています。
写真はピスタチオがトッピングされているものですが
違う種類もあります。
見た感じだと「ピーナッツクリーム」のように見えますが
これ、結構固いんです。
ナイフやスプーンを入れると
ジャリジャリと音がなるくらいの硬さです。
このハルヴァが何でできているかというと、
パッケージに記載のある原材料は次の通り。
・すりゴマ(これが原料の半分)
・砂糖
・グルコース
・ピスタチオ
・ピーナッツ
・モノグリセリド
・酸味料
・カルダモン
・バニラ
お菓子としてお茶のお供にしても良いのだそうですが、
我が家のイラン人夫曰く、パンにチーズと一緒に挟んで食べるのが
最高の食べ方だとか。
日本では簡単に手に入らないので、ケチケチ削ってパンに添える私に
イラン人夫は「こんなの少ないよ!もっとたっぷり入れてよ!」と
不満げに言ってきます。
写真よりももっと厚切りにしてパンに挟むのがイラン流?のようです。
この食感がまた、ジャリジャリした独特の食感で
初めて食べた時は、砂糖をそのままジャリジャリ食べているように感じで
かなり衝撃でした。
独特の香辛料の香りに甘〜い風味。
間違いなく日本ではあまり体験したことがない味。
これがまた、香りの豊かなイランの紅茶に合うんだなぁ。
ハルヴァと一言に言っても本当にいろいろな種類があるようです。
「で、ハルヴァって結局なんなの?」と夫に聞いても
「はっきり言えないけど甘い物」とのこと。
「ハルヴァ」でいろいろと調べると
米原万里さんの著書である『旅行者の朝食』の中で
ハルヴァが紹介されていることを知りました。
私もまだ読んだことがないので、今度読んでみようと思います。
とにかく、一回食べたら忘れられない味というのは
まさに米原さんが書かれている通りで
独特としか言いようのない甘い風味は
朝のエネルギー源にも、疲れた時の一服にもなる
なんとも不思議なのに、ついついはまってしまう味なのです。
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