【旅の回顧録】2007年カンボジア旅行記3〜トゥクトゥク〜
2007年にカンボジアに初めて旅行した時の記録を
過去ブログから転載しているシリーズです。
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【旅の回顧録】2007年カンボジア旅行記1〜トライナッハ〜
【旅の回顧録】2007年カンボジア旅行記2〜オールドマーケット〜
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カンボジアのトゥクトゥクは、
タイのそれと異なりバイクで4輪車を牽引するタイプのもの。
運転手と旅行者とのトラブルも多く、
「アンコール滞在中に気持ちよく過ごせるかはドライバーにかかっている」
とガイドブックに書いてあるくらいなので、
どうしてもドライバー選びは慎重になる。
旅の2日目は東南アジア最大の湖「トレンサップ湖」に行くため
ヘルメットとジャケットを着用したそれなりに見えるトゥクトゥクドライバーに
オールドマーケットで声をかけた。
「すみません、我々トレンサップ湖に行きたいのですが・・・」
「おートレンサップ!知ってる知ってる!」
「いくらで行ってくれる?」
「君たち湖でボートには乗る?」
「ええ、乗りたいです。」
「じゃあ8ドル」
「ボートに乗るなら8ドル」の意味は後々分かるのだが、
とりあえずここまでは英語での会話。
トゥクトゥクの相場なんて知らないけれど
具体的な数字を提示されたらアレを使わない手はない。
ということで友人Sと口をそろえて
「トライナッハ トライナッハ」と言ってみた。
運転手的には、それまで英語で会話していた日本人が突然カンボジア語で
「高すぎます。」と言ったのがかなり面白かったらしく大爆笑している。
「トライナッハ 5ドルでどう?」と値下げ交渉
「だめだめ、ここからトレンサップ湖まで15キロくらいあるから8ドルだ。」
「じゃあ5ドルとベイ ポアン リエル(3000リエル)でどうよ?」
「ははははは、ダメダメー」(←中途半端なカンボジア語が面白いらしい)
と英語とカンボジア語ごちゃ混ぜの価格交渉。
結局相場も分からんということで7ドルでOKした。
いざ、トゥクトゥクに乗ってトレンサップ湖へ。
排気ガスと土ぼこりの混じった風だが
顔に当たると何とも気持ちがよい。
「サバーイ サバーイ(楽しい 楽しい)」と後部座席で叫んでいると
前方では運転手も「サッバーイ」と叫んで笑っている。
なんだ、いい人そうだな。
かくしてジャケットNo.5242の彼は、
我々にとって最初のトゥクトゥクドライバーになった。
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