2018-02-02
2018年1月31日の皆既月食を終えて
なんの変哲も無い私のカメラではここまでの撮影が限界でした。
約1年前から今日の月食を迎えるための企画を考えはじめて、
先日、仕事で関わる子どもたちと月食について学ぶイベントを行いました。
いざ月食を見ると、月の丸い形がいつもより立体的に見えて、
改めて月って丸いんだなと思ったり、
前回月食を見たのは2012年でカンボジアにいたなぁとか思ったり。
イベントのために改めて月の満ち欠けについて学び直してから、
月の存在が気になりはじめて、
ついつい夜空に月の姿を探してしまう日々が続いていたんですが、
このところ気温が寒く空気が澄んでいるせいか、
信じられないくらい月が綺麗に見える夜が多かったです。
どんなに良くできた月の満ち欠け模型で子供達に月食の原理を説明しても、
本当の夜空に浮かぶようなくっきりとした月の様子は再現できなくて、
その度に「宇宙って本当に真っ暗なんだなぁ」としみじみしました。
不思議なもので、物事というのは
意識してみるのと無意識で見るのとではまるで違った見え方になります。
今までただそこにあっただけの月が、意識して見はじめた途端、
急に色々な意味を持ってくる。
そういうふうに自然を感じながら生きるって本当に豊かだな、
って最近強く思います。
そういえば、月食の観察中、
今まで見たことない綺麗な流れ星も見れました。
ついついそこにも何か意味があるのかも、と思ってしまいます。
教えているようで、実は大切なことを教えてもらっている。
結局、それが今の仕事の楽しさなのかもしれません。
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