【旅の回顧録】2007年ベトナム旅行記2〜ちょこっとベトナムかじり「人生初屋台飯デビュー」〜
以下、2007年のブログより
なれない異国に一人ということで怖い気持ちもあったけれど
「せっかくきたのだから!」
と勇気をだしてナイトマーケットに繰り出しました。
活気のある屋台街で一気にテンションが盛り上がり
とうとう異国で「ひとり屋台めし」デビュー。
フォーうまいっ!!
基本的にベトナムの料理は全然辛くない。
辛いもの好きの私にはちょっと優しい味だったのですが
どの料理に必ずついてくるこれ↓
ライムと唐辛子。
そのままでも十分美味しいフォーでも、
ライムを搾って2回美味しく、
唐辛子を入れれば3回美味しく、
ヌクマム(いわゆるナンプラー)を入れれば
4回も違った美味しさを楽しめるのでした。
自分流にアレンジして
何重にもその美味しさを楽しめる、これぞベトめしマジック!
ちなみにこのとうがらし、
入れておくだけでかなり辛くなるので食べてしまわぬよう注意が必要。
ベトナムの女性は働き者だという話は聞いたことがあったけれど
屋台を切り盛りする女性達の姿を見てかなり納得。
ベトナムはカカァ殿下なんだとか。
たくましい女性が好まれる社会、いいですね。
さて、その後は一人歩きも何のその。
結局、翌日も夜は屋台料理で過ごしました。
ベトめし、ほんっとうに美味しかった!!!!!!
<2007年のブログ記事「ちょこっとベトナムかじり」より>
<以下は2016年7月に追記>
ということで、私にとって記念すべき一人屋台飯デビューは
ベトナムのベンタイン市場でした。
2012年に訪れた時はもうずいぶん整備された感じで
当時のような生臭さが薄れてしまっていたのは残念だったけど
この時の熱気と興奮と、ベトナム飯の美味しさは今でも忘れていません。
男勝りでたくましい私は
日本にいると女としての自分の居場所がなかったけど
この市場で働くベトナム女性の
自分なんて話にならないたくましさを目の当たりにして
ずいぶん励まされたのでした。
そして東南アジアの料理に興味を持つようになったのも
この旅で味わった屋台飯の美味しさがきっかけでした。
そう思うと良い方向に価値観が広がった旅でもあったけど
反面、辛い出来事もありました。
私が訪れた知人とは、実は当時片思いをしていた先輩で
会いに行けば何かが変わると思って
思い切って会いに行ってみたけど見事に玉砕。
帰りのベトナム航空便の中では
機内食なんて到底喉を通ないほど大号泣して帰ってきたのです。
この頃陥っていた人生の暗幕期も思い返せばここからピークに突入。
ちなみに私はこの2006年〜2011年くらいまで続いた人生の低空飛行状態を
「Lost five years〜失われた5年間〜」と呼んでいます。
(笑って良いところ)
アジアの屋台飯との素晴らしい出会いと
今となっては小さな絶望を同時に味わった場所、ベトナム。
今だから言えるのは
この旅が自分にとって一つの大きな転換点になったということです。
【旅の回顧録】2007年ベトナム旅行記1
〜ちょこっとベトナムかじり「ブンタウの知人を訪ねて」〜
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