Recipe:春の贅沢「サフランづくしのごちそうランチ」
レシピブログさんから頂いた「GABANサフラン」のモニターに当選しました。
クロッカスの雌しべで、一つの花から3本しか採れないというサフランは、
もっとも高価なスパイスと言われているだけあって、
日本で買おうとしても小さな小瓶で1000円ちかく(あるいはそれ以上!?)するので
なかなか買えずにいました。
南ヨーロッパ・西アジアが原産と言われており、
我が家のイラン人夫が日本に来たときの婿入道具の中にも
サフランは含まれていました。(他には、紅茶、ピスタチオなど、笑)
ちなみにイラン人夫の発音では「サフラン」とは言わずに
「ザフロン」と言ってます。
そんなサフランが当たって二人で喜んでいたので
今日はちょっと贅沢にサフランを使ってランチコースを作ってみました。
▼サフランの香りと色を楽しむために
まずは適当な量のサフランを砕いて、熱湯につけて下準備です。
▼この、「サフラン水」の状態にしたものを、それぞれの料理に使います。
今回作ったのは
・菜の花とベーコンのサフランパスタ
・サフランチキンソテー
・サフラン&ココナッツの白玉汁粉
・サフランソーダ
です。
▼菜の花とベーコンのサフランパスタ
【材料(2人前)】
・パスタ…200g
・にんにく…2房(好みで増減する)
・鷹の爪…少々
・菜の花…100g程度
・ベーコン…100g程度
・マッシュルーム…2つ
・牛乳…300cc
・オリーブオイル…大さじ1
・コンソメ…1/2キューブ
・塩…小さじ1/2
・コショウ…少々
・サフラン水…小さじ1
<パスタソース>
1、フライパンにオリーブオイルを熱し、ガーリック、鷹の爪を炒めて
オイルに香りをつける
2、1にベーコンを入れて炒め、熱が通ったら牛乳を加える
3、沸騰させないように気をつけながら熱し、コンソメ、塩、コショウで味を整える
4、パスタを絡める直前にサフラン水を入れる。
<パスタ>
5、大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かす。
6、市販のパスタを指定の時間茹でる。
湯であがる1分前に菜の花を加え、一緒に茹でる。
7、茹で上がったら湯を切り、4のパスタソースに絡めて皿に盛り付ける。
▼サフランチキンソテー
【材料(2人前)】
・鳥もも肉…300g程度
以下、全て下味に使う材料
・にんにく(すりおろし)…小さじ1
・オリーブオイル…大さじ1
・ヨーグルト…大さじ1
・ターメリック…小さじ1/2
・サフラン水…小さじ1
・塩…小さじ1/2
・コショウ…少々
・レモン汁…小さじ1
【作り方】
1、鳥もも肉は食べやすい大きさに切る。
2、1に下味に使う材料を全てまぜ、冷蔵庫で30分から半日程度おく。
3、フライパンで中に火が通るまで焼いて出来上がり。
4、付け合せは好みの野菜で。(写真はトッピングにスプラウト、添え野菜にパプリカを使用)
▼サフラン&ココナッツの白玉汁粉
【材料(2人前)】
・白玉粉…50g程度
・ココナッツミルク…200cc
・サフラン水…小さじ1
・砂糖…大さじ2
・ピーナッツ…適量
【作り方】
1、白玉粉を耳たぶくらいの硬さになるよう水を加えてこねる。
2、沸騰したお湯で、食べやすい大きさに丸めた白玉を茹でる。
湯の中で浮かんできた白玉から冷水に入れて冷やす。
3、鍋にココナッツミルクと砂糖を入れ一煮立ちさせる。
※ココナッツミルクは沸騰させすぎるとえぐ味がでるので気をつける。
4、3の火を止めたらサフラン水を加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
5、4が冷えたら白玉を入れ、砕いたピーナッツをトッピングして完成。
▼サフランソーダ
【材料(1人前)】
・サフラン水…小さじ1
・ガムシロップ…1ポーション
・ソーダ水…200cc程度
【作り方】
1、サフラン水にガムシロップ、ソーダ水を入れて混ぜる。
2、氷を入れたグラスに注いで完成。
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ということで、日本ではパエリアなどで有名なサフラン。
香りを楽しむ食材なので、
調理のときも加熱しすぎないことがポイントです。
サフランライスを作るときなど、米を炊く前に入れる方法が簡単ではありますが、
イランでは米を炊いたあとに、
酢飯と同じ要領でサフラン水を米に混ぜ込むのだそうです。
日本のお米ではねちょねちょしてしまいそうですが、
米が細長くてパラパラしているあっちの国ではその方法の方が主流とのことでした。
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